2月15,19,22日と、出前回想法講座に行って来ました。
恵那市では市内の健康高齢者の方々を対象とした「いきいき教室」という講座があります。
包括支援センターが受付をしており、市内各地の高齢者サロンの方々が申し込んでいます。
その中の一つに回想法講座があり、明智回想法センターが担当しています。
2月は計3日間で2団体に伺い、回想法講座を行いました。
一つは明智町内で毎月サロン活動を行っている方々です。
コーヒーと手作りのお菓子が振舞われ、人数も40名近くあり、とても活気がありました。
回想法は初めてという方が多かったのですが、昔の遊び道具を見ながらお話しすると、
次々と話題が飛び出し、賑やかなひとときとなりました。
もう一つは、三郷町のサロンの皆様のところです。
週2回、メンバーが違うということで、それぞれ「学校の思い出」と「お手伝いの思い出」で回想法を行いました。両方とも大変話が盛り上がったという声をいただき、また来年もお願いできれば、とのことでした。
皆さん80代~90代の方々でしたが、子ども時代のことを大変こと細かに覚えておられ、家の井戸の様子や牛を引いて田を耕したこと、戦時中のお話など、貴重なお話をたくさん伺いました。
恵那市には、こうした高齢者サロンが地区ごとにいくつもあります。
主催者は、もともとは市の介護予防サポーター養成講座を受けてボランティア活動を始められた方が多いです。
地元愛に溢れた親しみあるサロンでは、回想法も盛り上がります。
昔から顔なじみの近所の知り合い同士、年代も近いこともあり、気心知れた仲で安心しておられるのが伝わってきました。
話が尽きないということは、脳がフル回転されているのだと思います。
今後も要請に応じて、この活動を続けたいと思います。
写真と文 林奈央子
※シルバー総合研究所は、恵那市明智回想法センターの管理運営を行っています。
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