ようこそ
恵那市明智回想法センターは、高齢者の方が懐かしい思い出を語り合って脳を活性化し、生き生きとした毎日を送るためのお手伝いをする「回想法」の、実践や研修、普及推進を行う施設です。
以前この建物は、大正初期に開業された「大塩医院」という産婦人科の病棟でした。木造校舎を思わせる二階建ての建物に、さまざまな懐かしい生活道具を展示しています。また、広い庭は四季折々の花々が美しく、心を和ませてくれます。
懐かしい昔の暮らしに思いを馳せながら、ゆったりと流れるひとときをお楽しみください。
明智回想法センタースタッフ 来島修志(管理者)、吉田あけみ、鵜飼俊之、小木曽加代子
長谷川三千夫『追憶』素朴画特別展
明智回想法センターでは長谷川三千夫さんの素朴画数点をお借りし展示しております。ぜひ実物を御覧ください。
おもいで日記
明智回想法センターの日々の活動をブログで紹介しています。
教えていただいた懐かしい味~朴葉寿司つくり~
恵那の初夏、明智回想法センターから見える山々、田んぼの脇、畑の隅に大きな葉を風にゆらゆらなびかせる朴の木の多さに驚かされます。朴葉について調べていくと、恵那市の朴葉寿司は「文化庁の100年フード」に認定されており、伝統“江戸時代から続く郷土料理”に含まれています。 そこで当センターでは近くのお母さん、昭和12年生まれと15年生まれの方を先生に迎え、朴葉寿司つくりの体験をすることにしました。材料は朴…
明智回想法センターの松と梅
先日、今年の造園剪定作業が終わりました。明智回想法センター正面入り口横に立派な松の木が枝を高く伸ばし、シンボルツリーとして立っています。その下には大きな石がどっしりと構え来られる方達を出迎えています。 この松は、江戸時代の後期、明知城の城主遠山氏に仕える村上家・御家老のお付きの武士中村弥太郎義和(なかむらやたろうよしかず)の屋敷が明智町の中心地にあり、広大な庭園を有していた。その家のお孫さんにあた…
おもいでカフェ「節分の思い出」
2月2日、節分の日を明日に控え「節分の思い出」を大いに語っていただく、『おもいでカフェ』を開催しました。 節分と言えば豆まきだけではなく、柊に鰯の頭を刺して戸口に飾り魔除けをする風習が残っている地域もあります。そこで、柊と鰯の頭と尻尾、煎り豆、豆を入れる一升桝、馬酔木(あせび)の枝、そして小鬼のお面を準備して、回想DJ来島の第一声「あ~あ~聞こえますか、聞こえますか、こちらは回想ラヂオです」・・・…