5月25日(土)、「なつかしの味」をテーマに回想法を行いました。
この日は、「なつかしの味」と題して、キャラメル・酢こんぶ・ポン菓子などを食べながら、
思い出話に花を咲かせました。
この辺りでなつかしの味と言えば、五平餅です。
昨年の朝ドラでも話題となりましたね。
この辺りの五平餅はこんな形で、わらじ五平と呼ばれています。
昔は五平餅を自分の家で手作りされていたそうです。
「米は少し固めに炊くのね。そうしんと棒にくっつかんら。少し粒があるくらいね。それで、
みそを塗る時は棒の下のところはちょっと空けとくの。空気が入らず米が棒にくっつくでね。
ギリギリまで塗ると、焼くとき落ちちゃうで。」
とのこと。
米を棒に付けたら、畳半畳ほどあるいろりの縁に「てき」という半円状の鉄の柵を置いて、
その上に五平餅を並べて焼いたそうです。
炭火で焼いた五平餅はとても美味しかったと語ってくださいました。
やはり郷土料理は、馴染み深いなつかしの味なんですね。
詳しく語ってくださり、こちらも勉強になりました。
写真と文 林奈央子
※シルバー総合研究所は、恵那市明智回想法センターの管理運営を行っています。
コメント