第12回 明智回想法センターまつり

9月29日(土)「第12回 明知回想法センターまつり」を開催しました。
介護予防と回想法をテーマに楽しいひとときを過ごしました。

まずは、明智太鼓保存会さんの力強い演奏でスタート。
太鼓や笛などのお祭りらしいお囃子を奏でていただきました。
 

次は、明智回想法センター職員によるお知らせコーナーと、おもいでクイズです。
おもいでカフェ、回想法研修、回想法体験ができる「思い出話の会」などをPRしました。
そして、昭和の暮らしにまつわるクイズを出題しました。
 
「学校の鐘は誰がいつ鳴らしていたでしょう?」
「蚕はなにを食べて育つでしょう?」など、全部で10問出題し、手を上げてお答えいただきました。
 

学校の鐘は小遣いさんが鳴らしていたとお答えがあったので、
職員が「小間使いさんが鳴らしていたそうです!」と言ったら、大笑いが起きました!
どうやら小遣いさんはちゃんとした職業で用務員さんという意味、
小間使いさんは下働きの召使いという意味だったようです。なるほど~!!
後半はなつかしの歌謡曲を流し、歌の題名を当てていただきました(^^)
 
その後は明智のおとなり山岡町から、幸新會(こうしんかい)キッズクラブの皆さんが来てくださり、
踊りを披露してくださいました。
 

子どもたちの優雅な舞いに、会場は和んだ様子でした。
 
午前の部最後は、回想法スクール修了生「げんきかい」の皆さんによるお楽しみコーナーです。
ハーモニカに合わせて「ふたりは若い」「赤とんぼ」を合唱。
その後、東濃地方の方言を使ったクイズコーナー、
最後は会員が作詞した明智鉄道唱歌を歌って盛り上がりました。
 

 
げんきかいさんの他にも、地元の方にお花を飾っていただいたり、
恵那市職員の方と協力して綿菓子コーナーをやったり、
いろいろな方にお世話になりました。

午後からは、明智回想法センター管理者で、日本福祉大学で回想法と介護予防を専門にしている
来島修志による講演会を行いました。
「回想法で認知症にやさしいまちづくり」と題して、講師自身の思い出話を交えながら
回想することの楽しさや意義、健康寿命を伸ばすために回想法がとても良いきっかけになることをお伝えしました。
 

 
来年も、さらに楽しくてためになる回想法センターまつりをお届けしたいと思います。

写真と文 林奈央子
※シルバー総合研究所は、恵那市明智回想法センターの管理運営を行っています。

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