令和7年4月26日 思い出話の会
今月のテーマは、「小学校の教室と授業の思い出」でした。いつも参加してくださる方と、新しくお仲間になられた方全員で13名でした。65歳の方から92歳の方まで幅広く、弁当は無しでひもじい思いをした時代の方から、ふかし芋だった、日の丸弁当だった、おかずは2品だった、時代は変われどお1人、お1人の方が経験されてきた小学校時代の思い出が次から次へ、話が尽きぬほど盛り上がりました。
昔は部落ごとに小学校がありクラスは約10数名から20数名の小クラスが多く、学校間の交流も盛んで何かあるごとに何キロも歩いて出向いていた事など教えていただきました。登校するときは教科書など持って行くものが何もなく手ぶらで行っていた、教科書も上からのおさがりだったとか、服も買ってもらえずおさがりばかりだったとか、国語は好きだったが算数は嫌い、国語の時間にただ本を読むだけなのにぶるぶる震えていた、ただ黒板に書くだけなのにものすごくあがった、としみじみ…
「よく遊び!よく遊び!よくケンカをした!そして少し学んだ!」そんな思い出を参加者皆さんで共有し、有意義な時間となりました。
「今日は何を着たらよいか迷って来ましたよ!」とおっしゃる方がみえました。服装選びも頭を使います。このように脳を活性化する「出かける」「しゃべる」「伝える」ことが認知症予防になります。皆様、是非明智回想法センターへ昔の話に花を咲かせに、お越しください。お待ちしております。


写真と文 吉田あけみ
※シルバー総合研究所は、恵那市明智回想法センターの管理運営を行っています。