令和7年2月22日(土)13時30分~15時まで、『思い出話の会』を開催しました。「子供の頃の好きな食べ物と好きな味」をテーマに楽しい思い出が沢山話されました。
麦こうせん・麩菓子・ラムネ菓子・都こんぶなど、懐かしい駄菓子も用意しました。始まる前から「麦こうせんは食べたことがないな」「都こんぶはあった!あった!懐かしいな~」などすでに回想していらっしゃる方もありました。
「田舎の百姓の家だったから、店でおやつを買うよりも野山にある野苺とかアケビとか自然の物を食べていたな~」「柿や、かやの実の砂糖をまぶしたものが旨かったな!」「親父が一斗缶に入ったラーメン(チキンラーメン)を買って来てくれて食べていた。それは、お湯をかけてラーメンにしたり、そのままでも美味しかったな~」「子供の頃おかずは野菜の煮物が多かった、肉は鶏肉が主で豚肉も牛肉もなかった、鶏肉は自分の家でしめて料理に使っていた」「今日は刺身と言われ、楽しみにしているとささみの刺身だった」「魚の新鮮なものは無く、塩漬けのタラやサケで、塩出しをして焼いて食べていた」名古屋出身の方は「子供の頃イチジクかザクロくらいしかなかったが、その頃を思い出すとその頃感じた味が蘇る」と懐かしそうにおっしゃっていました。「ポン菓子をはざす人が来ると、米と薪を持って行き、ポン菓子にしてもらって食べていた」「(アイス)キャンデーは子供の頃5円で売っていて、あのとても硬いアイスの懐かしい味が忘れられない」などなど。都こんぶを皆で食べながら「そうそう!こんな味だった」と懐かしい顔が満開になりました。皆さんとお話をしているうちに美味しい話に花が咲き、視覚と味覚で昔を思い出し楽しいひと時を過ごすことができました。
ぜひ、明智回想法センターにお立寄り下さいまして、子供の頃の懐かしいお話をお聞かせ下さい。お待ちしてま~す。


写真と文 吉田あけみ
※シルバー総合研究所は、恵那市明智回想法センターの管理運営を行っています。