5月に入り爽やかな風、明るい陽射しをあびて、ほととぎすの鳴き声を聞き「目には青葉山ほととぎす初鰹」(江戸時代の俳人山口素堂の句)などと風流なことを考えながら山の木々、庭のさつき、藤の花、なんじゃもんじゃ(ひとつばたご)、榎、などの葉っぱの盛り上がるような成長ぶりに見とれていました。が、気が付けば足元の草も一気に緑のジュータンを敷き詰めたようになっていました。
さあ今年もいよいよシニアボランティアの方達の出番が来ました。午前9時頃になるとあちらこちらから草取り鎌を手に又は軽トラックに草刈り機を積んで来てくださる方もいます。年齢は92歳の隣町の方から下は65歳の方まで様々です。皆さん勇ましいいで立ちで来ていただいています。
4月から11月まで月2回、もうかれこれ20年になります。その方たちのささえがあっての明智回想法センターの景観が成り立っています。
写真と文 吉田あけみ
※シルバー総合研究所は、恵那市明智回想法センターの管理運営を行っています。