4月27日(土)今日は月に1回の思い出話の会開催日でした。この恵那地域で数少ない岐阜県音楽療法士、花アドバイザー等多数の資格をお持ちでご活躍されています鈴木美代子先生をお招きして開催しました。最初にお目にかかったときのいで立ちは、小柄で手には歌詞を書いた大きな長い筒状の紙束、CDを大きな袋にいっぱい入れて、ラジカセ、花と野草を入れた箱を持ち勇ましくお越しになりました。
先ず、手話で自己紹介をされ、自宅の庭、田んぼの畔、畑で摘んだ季節の花を見せて漢字カードの中から「この花の名前はな~んだ!」とクイズ形式で紹介され、「菫」=すみれ、「糸繰草」=いとくりそう、「虎杖」=いたどり、「春女苑」=はるしおん、「仙台萩・千代萩」=せんだいはぎ、「碇草」=いかりそう、「甘野老」=あまどころ、「烏野豌豆」=からすのえんどう等々、花と漢字が結びつかなくこの認知症予防ゲームはむつかしいものでした。
続いて、歌詞を白板に貼り「ふるさと」「春の小川」「みかんのはな」「背比べ」「ひな祭り」「北国の春」「ぼけたらあかん」等、その歌に関する私達が知らない事を織り交ぜながら大合唱でした。「ふるさと」は大正3年に出来ているが昭和39年まで文部省唱歌と書いてあるだけで作詞作曲者名が記されていなかったとか・・・「ひなまつり」昭和16年の歌と「うれしいひな祭り」昭和11年は歌詞が違うとか・・・そして歌を歌いながらのゲーム参加。
今年米寿を迎えられた先生からみなぎるエネルギーを感じながら、歌に引き込まれ、話に引き込まれ楽しい時間を過ごすことができました。
写真と文 吉田あけみ
※シルバー総合研究所は、恵那市明智回想法センターの管理運営を行っています。