恵那北小学校で「昔の遊びを教えて!」初陣の巻(恵那市明智回想法センター)

1月18日(木)恵那北小学校で初めての「昔の遊びを教えて!」を開催しました。

恵那市内といっても明智は南のはずれ、長島町久須見にある小学校まで車で約50分、恵那北小学校は木曽川と千田川に囲まれた、山紫水明まさに自然に恵まれたところでした。教育目標に「進んでできる子」というのを掲げておられ、子供たちは、この日を待ちに待って元気いっぱい私たちを迎えてくれました。

挨拶の後、始めの15分は「タガ回し、コマまわし、カンカンぽっくりコーナー」を2年生のグループ、「あやとり、お手玉、おはじきコーナー」を1年生のグループ。次の15分は交代してそれぞれのコーナーを体験してもらいました。

始まるやいなや、すぐに机の回りとゴムマットの2か所に集まりワイワイガヤガヤ、初めて見るおじいちゃんおばあちゃんに「できた!できた!」と喜ぶ顔、リング回しはちょっと真剣に・・・コマまわしはひもを巻きつけるのに四苦八苦、カンカンぽっくりは教えなくても上手に乗って歩いていました。あやとりはパッチンぼうきに盛り上がりをみせ、お手玉に慣れてくると立って2個のお手玉を曲芸師のごとく「くるくる」と一人で何十回も出来たと大喜び、おはじきはシニアサポーターの方が考えて来てくださったB紙に〇△▢の図を書いてうまく形の中にはまれば合計点数が出るというゲームに夢中でした。最後の紙飛行機も大好評で、作るときはシニアサポーターの手を借り、全員1・2・3の掛け声で飛ばしっこをやりうれしそうに何度も飛ばしていました。

小学校の近くに住んでおられるサポーターさんの後日談によりますと、家に帰って家族にあやとりなどの楽しかったことを話したとか、あやとりがブームになり2年生の女の子はパッチンぼうきをやりつくして摩擦で切れてしまったとか・・・

「大人も子供も世代を超えて一緒に遊べることがすごいこと」、「子供たちと接することでパワーと元気をいただき感謝したい気持ちだ」とシニアサポーターの代表が最後に感想 を述べられました。

写真と文 吉田あけみ
※シルバー総合研究所は、恵那市明智回想法センターの管理運営を行っています。

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