明智回想法センターまつり2022開催(恵那市明智回想法センター)

令和4年9月3日(土)、このところよく降る雨の心配もなく、全国の回想法に関心を持たれているお仲間とZoom(オンライン)でつながり、懐かしの部屋を巡り、懐かしのモノを発見し、懐かしい思い出話を楽しみましょう!と、年に一度のまつりを開催しました。

始めに、「明智読み聞かせの会」による紙芝居(題:明智光秀~その生涯)とオカリナ演奏を見聞きすることができ、一瞬でグー!と参加者の心をつかんだのが印象的でした。紙芝居は、会で自作された大判の絵とナレーター、伴奏もあり、それぞれ登場人物の声も違い迫力がありました。オカリナ演奏も皆さんが子供の頃より聞きなれた、「ヤシの実・里の秋・上を向いて歩こう・幸せなら手をたたこう」の曲を選曲され、参加者全員で歌うことができました。

続いて、「懐かしの部屋巡り・懐かしのモノ発見!回想法センターの部屋」は、旧産婦人科の病棟をリノベーションした明智回想法センターの各部屋を歩いて回りZoomカメラに写して紹介しました。農業の部屋・養蚕の部屋・子供の部屋・家庭の部屋・林業の部屋・昭和小学校の部屋など各部屋ごとに展示されており、それをげんきかい会員の町野さんの紹介で全国発信!しました。楽しく、おかしく、ためになる、そんな展示物紹介でした。

そのあとは、当センター管理者・日本福祉大学教員の来島修志先生の「認知症ケアって何?」の講演を、直接センターに来館された方もZoom参加者の方と一緒に聞きました。講演では、現在65歳以上の3人に1人が認知症とその予備軍といわれているため、認知症を持つ人の幸せの実現と介護家族の心理的ステップを踏まえた対応のあり方について学びました。寄り添い、受容、介護保険サービスを受ける事など、ケアを続けていくには地域や行政等の手を借りながら、おもいでカフェ(認知症カフェ)へ遊びに行ったり、おしゃべりパートナーなどを利用して、互いのストレスを取り除いて、変えようと思わない、期待しすぎない、気楽に続けていくことが大切と話されていました。

・回想法小話・

〜古木柿〜
当回想法センターには、現在古い柿の木が3本あります。

昨年は、みのる前の落果などはあまり気にもせず成長を続け、秋本番には職員の手に余るほどの柿が実りました。来館された方たちには、大きな買い物袋にいっぱいに持ち帰って頂きました。しかし、このところ木の下には、落下した柿の実で足の踏み場もない程になってしまいました。

そこで思い出したのです。私のおばあちゃんの話を。おばあちゃんは、「前の年にたくさん柿が取れると、今年は木が弱っているから育てられる数だけにするんだよ」と言っていました。これが生理落果ということは、大人になってから知りました。生理落果はヘタ付きのまま落ちます。カキノヘタムシによる落果はヘタはついていません。柿が落ちるのにもさまざまな理由がありますが、センターの柿はこのまま落下するとなくなりそうです。もう十分にお年寄りかも!

写真と文 吉田あけみ
※シルバー総合研究所は、恵那市明智回想法センターの管理運営を行っています。

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