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市民公開シンポジウム「認知症のある高齢者への身体拘束ゼロを問い直す」を開催しました

平成30年6月2日(土)、タイム24 ビルにて、市民公開シンポジウム「認知症のある高齢者への身体拘束ゼロを問い直す」を開催しました。50数名が参加。シンポジストそれぞれが、自身の実践現場からの報告や提言を発言し、熱気あるシンポジウムとなりました。


「身体拘束ゼロ作戦推進会議」マニュアル分科会のメンバー、鳥海房枝先生(NPO法人メイアイヘルプユー事務局長)。ゲストスピーカーとして登壇。介護相談員や福祉第三者評価の調査から見えてきた現状をもとに、身体拘束の本質について発言いただきました。



田中とも江理事。「できない理由を並べていたら、100年経ってもできない」。この言葉は強く印象に残ったと、アンケートに多く書かれていました。


座長遠藤顧問からの投げかけにより、より詳細な現場の取り組みが報告されました。


医療法人大誠会認知症認定看護師の小池京子さん(右端)。身体拘束を行わない看護の実践について報告。


これからの方向性を示唆する実りの多いシンポジウムとなりました。


(下記は募集時の情報です。)———————-


身体拘束について改めて考える機会に

高齢者介護施設での身体拘束原則禁止から20年近くが経ちました。超高齢社会が進み、介護現場では依然、身体拘束は大きな課題となっています。新聞やテレビなどで関連ニュースを目にする機会も増え、一般の関心事ともなっています。そこで、本シンポジウムでは、介護や医療現場で感じておられる現在の課題やこれからの方向性等について、有識者とともに改めて考える機会にしたいと考えます。

近年身体拘束は、高齢者虐待の一つとして議論されることが多くなってきました。そのような背景を踏まえて、まずはじめに下山久之理事から、「身体拘束と高齢者虐待の現状」について解説いただきます。

次に、厚生労働省の「身体拘束ゼロへの手引き」を制作した、「身体拘束ゼロ作戦推進会議」マニュアル分科会のメンバー、鳥海房枝先生(NPO法人メイアイヘルプユー事務局長)より、身体拘束の捉え方について提言をいただきます。個別の事例に対して何が身体拘束あたるのか、どこまでが身体拘束なのかといった、現場の議論に疑問を投げかけ、「身体拘束ゼロの本質とは何か」についてお話いただきます。

田中とも江理事からは、高齢者施設での「教育研修のあり方」について提言していただきます。トップの決断、ミドルのスーパービジョンが身体拘束、高齢者虐待のない施設に重要だと考え、自らが施設長であるケアホーム西大井こうほうえんでは、さまざまな職員研修を行なっています。高齢者介護施設での研修のあり方についてお話いただきます。

田中志子理事は、自身の医療施設で身体拘束を行わずに認知症の方の治療をおこなっています。現状一般の医療施設では、身体拘束は禁止されておらず、そのことによってご本人の心身に大きなダメージを与えていると考えています。医療施設での身体拘束について提言をいただきます。

座長は、国立長寿医療研究センター長寿医療研修センター長 遠藤英俊顧問です。

ぜひ多くの方のご参加をお待ちしております。

シンポジウムの概要
項目詳細
シンポジウム名市民公開シンポジウム 認知症のある高齢者への身体拘束ゼロを問い直す
日時平成30年6月2日(土)  午後1時~午後4時45分 (受付12:30)
会場タイム24 ビル 133号室(13階)
〒135-8073 東京都江東区青海2丁目4-32
TEL 03-5531-0027
出演者および内容座長 
  遠藤英俊 国立長寿医療研究センター 長寿医療研修センター長

シンポジスト 
 「身体拘束と高齢者虐待の現状」 下山久之 同朋大学社会福祉学部 教授
      
 「身体拘束の本質とは何か」 鳥海房枝 NPO法人メイアイヘルプユー 事務局長
      
 「教育研修のありかたを問う」 田中とも江 拘束廃止研究所 所長
                      ケアホーム西大井こうほうえん 施設長

 「医療施設での身体拘束を問う」 田中志子 医療法人大誠会 理事長
参加費一般 2,000円 
会員 1,500円
定員80名(先着順) 定員になり次第締切とさせていただきます。
申込方法ページ下の、「申し込みフォーム」からお申し込みください。FAX申込書をダウンロードして、FAXしていただくこともできます。

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