2024年5月25日(土)11:00〜12:30
「とんと」OHANA(認知症対応型通所介護、愛知県名古屋市)よりライブ配信
出演:近藤葉子さん(愛知県認知症希望大使)、伊藤篤史さん(近藤葉子さんの支援者 「とんと」OHANA管理者 認定作業療法士)
司会:来島修志 日本福祉大学健康科学部リハビリテーション科作業療法学専攻 助教
愛知県認知症希望大使 近藤葉子さんを囲んで、認知症希望大使のこと、近藤さんが若年認知症と診断されたときのこと、ご家族の支え、支援者にお願いしたいことなどについてお話を伺いました。
(参加者アンケートより)
・認知症になっても安心して暮らしていける環境をこれからは作っていかなければいけないと思っています。認知症希望大使さんの活動を応援したいです。ありがとうございました。
・認知症になりたくないと公言する方、認知症当事者やご家族の方はじめ、地域の方と近藤さんのお話を聞くことが、「認知症の人にやさしい地域づくり」への一歩になるのではと感じました。どうもありがとうございました。
・若年性認知症になられて、はじめはショックだったと思います。でも前向きに過ごされている様子、心をうたれました。当事者のお話を聴くのは初めてだったので、学ぶことが多かったです。今日はありがとうございました。
・かねてより認知症症状を受け入れる覚悟をあらかじめ持っていることが重要だと思っていましたが、本日改めてその重要性を確認できました。認知症を忌み嫌っている人が多い限りは、家庭内・近隣との悪循環に陥り、双方孤立して不幸の拡大になります。基本法でいう認知症の正しい理解とは、認知症になるかも知れないという覚悟を持つことだと、これからも言い続けていきます。
・お三方の信頼関係が伝わってくるほのぼの感を味わうことができました。
文 桑野康一