2024年9月14日、認知症高齢者に対する回想法の基本的な考え方とその手法を学び、オンラインによる回想法を体験する基礎研修、翌15日には、認知症高齢者に対する回想法のプログラムの立案・運営のし方と、回想法リーダー技法について実践的な講義と演習を通して身につける専門研修を開催いたしました。基礎研修では明山荘小規模多機能「明野のわが家」(山梨県)のご利用者さまとzoomを使っての回想法も見学していただきました。講師は、来島副理事長でした。(日本福祉大学健康科学部リハビリテーション学科作業療法学専攻助教)
■参加者の声(アンケートより)
・とても有意義な研修となりました。実際のロールプレイを通して、質問の仕方や返事の仕方など細かい点に気づくことができました。今後の仕事で活かしていきたいと思います。
・計画書は誰が見てもわかるように具体的に記入することの意味を理解することができました。研修で学んだことを糧として、無理なく回想法を継続していきたいと思いました。
・回想法による効果、高齢者の方が積極的に話しをするという経験が自分も話したくなると言うところからも理解出来ました。今後も機会が合えば参加し、技術を習得していきたいと考えています。目的を持ち、目的に沿った運営の大切さもロールプレイを通してしっかりと理解出来ました。
映像と文 桑野康一