本研修は、認知症高齢者に対する回想法のプログラムの立案・運営のし方と、回想法リーダー技法について、実践的な講義と演習を通して身につける専門研修です。
講師は来島修志副理事長(日本福祉大学健康科学部リハビリテーション学科作業療法学専攻助教)でした。
回想法プログラム企画検討会議では、参加者それぞれが作成した「回想法プログラム企画・立案書」をもとに、ディスカッションを行ないました。グループ回想法ロールプレイ演習では、参加者が、リーダーや回想法の参加者の役を演じ、さまざまな場面でのリーダーの役割や対応について気づきを共有しました。
■参加者の声(アンケートより)
今まで独学で回想法を行っていましたが、このやり方で良かったのだな、と確認出来た事もあったので、研修参加出来て良かったです。経験が大切というのはその通りだと思うので、今後も試行錯誤しながら行っていこうと思います。(急性期、地域包括ケア病棟 リハビリ職)
今後、地域在住の方や施設入所の方を対象とした回想法について考えていきたいと思っています。構想の手がかりとなる貴重な研修を受講させていただきありがとうございました。(教育機関 看護職)
映像と文 桑野康一