本研修は、認知症高齢者に対する回想法の基本的な考え方とその手法を学び、オンラインによる回想法を体験する基礎認定研修です。
講師は来島修志副理事長(日本福祉大学健康科学部リハビリテーション学科作業療法学専攻助教)でした。
回想法体験では、受講者が回想法の参加者となって、講師の来島とのグループ回想法を体験しました。また、明山荘小規模多機能「明野のわが家」(山梨県北杜市)のご利用者と講師との実際の回想法を見学し、リーダーやコリーダーの役割やかかわりについて気づきを共有しました。
■参加者の声(アンケートより)
回想法の基礎について大変勉強になりました。実際自分が参加者として参加したことがなかったので、違う視点からリーダーの役割も考えることができました。ありがとうございました。(病院 心理士)
この度は回想法基礎研修へ参加させていただき、ありがとうございました。毎週回想法は運営していますが、自分自身が参加者としての体験はしたことがなく、他の方が運営している会もあまり見たことがなかったため、色々な視点で見ることができました。職場の後輩達は私独学の回想法を見せてきたことが多いので、知識や技術をアップデートして色んな方にきちんとした回想法を実践してもらえたらと思っています。(精神科病院 作業療法士)
実際に回想法を体験することができたのはとても貴重な体験でした。また、山梨県の高齢者との回想法の実践現場を見学できたことは非常に貴重な経験でした。(放送局 コンテンツ制作)
zoom研修という形で回想法を見学、体験した事で、より一層学ぶ事が沢山あり、受け止めて広げていく話し方や問い方など、とても勉強になりました。今回の研修に参加出来た事を感謝し、研修で習った事を実践し、患者さんの気持ちに寄り添ってケアしていきたいと思います。(病院 介護職)
映像と文 桑野康一