緊急事態宣言が延長になり、北名古屋市回想法センターも休館しております。
なかなかお出かけできないこの頃ですが、この機会に皆さんに北名古屋市回想法センターにお出かけいただいた気分になっていただだけたらと思います。写真とともにご案内いたします。
北名古屋市六ツ師（むつし）の閑静な住宅街にあります、北名古屋市回想法センター。観音寺を過ぎて南に曲がると看板が見えてきます。
お茶の生垣の通路の先、大きなもみじの木の下に入口があります。
入口を入ると二宮金次郎さんがお出迎え。
メダカが見守る中で受付。名簿記入・手指消毒して利用案内を読んでからお入り下さい。
井戸もあります。小学生が体験で来た時は大人気。
玄関。靴を脱いでスリッパに履き替えてお入りください。
入ると、いきいき隊の手作り品のお店「いきいき屋」のコーナーがあります。お手玉や竹とんぼ、かわいいバッグも並んでいます。
室内に入るとオルガンやミシンも置いてあり、懐かしい雰囲気が味わえます。
毎月第三水曜日に集まる書道の作品も展示中。
回想法スクールで作った色紙や、実習に来た学生のお礼の色紙も飾ってあります。
奥の部屋には、展示物が並びます。こちらは家事のコーナー。お釜やいずみ・かつお節削りなどがあり、お手伝いをした子ども時代、主婦となって毎日食事の準備をした思い出を振り返ることができます。
こちらはカメラやラジオなど娯楽のものや、そろばん計算機、墨つぼなど仕事でつかったもの、蚊取り線香やアイロン、煙草など生活で使っていた懐かしいものに出会えます。
ここは子どもの勉強机を再現、鉛筆、学生帽が置いてあり、ガリ版もあります。
蓄音機、黒電話、薬箱など今はなかなか見られなくなったものもあります。
赤ちゃん用箪笥。子どもや木馬の図柄が入った凝った作り。
こんな感じで、あなたの懐かしい思い出が蘇るスイッチがたくさんあります。
ぜひご自宅で回想してみて下さい。
写真と文 坪井裕子
※シルバー総合研究所は、北名古屋市回想法センターの運営協力を行なっています。
