第1回 (66期)パーソン・センタード・ケアと認知症ケアマッピング(DCM)基礎研修(オンライン)

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パーソン・センタード・ケア(以下PCC)は、世界中で多くの人々が注目している認知症ケアの重要かつ基礎的な考え方(価値基盤)です。

本研修会ではPCCと、PCCを実際の現場に導入していく評価方法 、認知症ケアマッピング(DCM)を学ぶ、基礎マッパー認定コースです。研修終了者には、認知症介護研究・研修大府センターと英国ブラッドフォード大学とのパートナーシップに基づき、基礎マッパー認定資格を発行しております。

基礎マッパー認定コースは、欧州・東欧・米国をはじめアジアの国々でも開催されている定評のあるコースです。 日本では、基礎研修約1,800名、上級研修130名(2022年9月現在)が研修を修了しています。 基礎マッパー認定コースは介護職・医療職を問わず、認知症にかかわるすべてのスタッフ・チームを対象としています。

新型コロナウイルス感染拡大防止により、Zoomミーティング(※)によるオンライン研修とさせていただきます。
※ Zoomミーティングとは、パソコンによるインターネット回線を利用した会議の方法です。

パーソン・センタード・ケアとは

1990 年代前半に故トム・キットウッドが提唱した、認知症であってもその人の個性や人生を重んじ、尊厳を尊重するケアの理念です。 当時の英国では、ケアの提供者側の一方的なスケジュール管理や、画一的なプログラムの提供などが行われていました。 トム・キットウッドはそのことが認知症の人を混乱させ、状況を増悪させていることに気づき、新しい認知症ケアの理念を研修システムとして作り上げていきました。
この研修は、ブラッドフォード大学認知症研究グループに引き継がれ、研究者や実践者の意見を取り入れながら現在も改訂を重ね続けています。

DCM(認知症ケアマッピング)第8版マニュアル

世界各国の言葉に翻訳され、各国の研修で使われています。研修では、本マニュアルと副読本『認知症ケアマッピング理念と実践』の2冊をテキストとして使います。

認知症ケアマッピング(DCM)とは

認知症ケアマッピング(DCM)は、認知症をもつ人々へのケアの質を考慮し、向上させるために考案されています。認知症をもつ人の行動や感情を記録するツールであると同時に、ケアを改善していく取り組みのプロセス(過程)でもあります。DCMはマッパー(観察記録者)は、認知症をもつ人の視点に立って、その人の体験を客観的に観察記録(マッピング)します。そしてその結果をケアスタッフにフィードバックして、スタッフと共にケアを検討し、ケアを改善していきます。DCMとは、個性や尊厳を重んじるチーム力を醸成することによって、認知症をもつ人の生活の質を改善する一連のプロセスのことを指しています。

認知症をもつ人の心理的ニーズ

パーソン・センタード・ケアでは、これらの心理的ニーズを満たし、人として周囲に認められ、そのことを本人が実感すること(パーソンフッドを維持・向上すること)を目指します。

研修の詳細

項目詳細
研修名第1回 パーソン・センタード・ケアと認知症ケアマッピング(DCM)基礎研修(オンライン)
日程2024年7月19日(金)、20日(土)、26日(金)、27日(土)4日間
形式zoomミーティングによるオンライン研修
※パソコンによるリモート参加となります。スマートフォンでの参加はできません。
※オンライン研修の参加方法、Zoomのインストール、使い方など丁寧にサポートいたします。お気軽にご相談ください。
募集人数18名
応募資格認知症介護に熱意ある方はどなたでも参加できます。
但し、全日程参加可能な方に限ります。
取得資格全講座を受講し、研修最終日の筆記試験に合格された方は、認知症介護研究・研修大府センターと英国ブラッドフォード大学とのパートナーシップに基づき認定する、『基礎マッパー(Basic Mapper)』の資格を得ることができます。
研修プログラム下記よりご確認ください。プログラムの内容及び時間は変更の可能性があります。
研修プログラムのダウンロード

認定トレーナー

講師名所属
水野 裕DCM日本国ストラジテックリード 
まつかげシニアホスピタル認知症疾患医療センター 院長
中村 裕子DCM認定上級トレーナー 
認知症介護研究・研修大府センター DCM推進室長
村田 康子DCM認定上級トレーナー 
NPO法人パーソン・センタード・ケアを考える会 代表
住垣 千恵子DCM認定基礎トレーナー
国立長寿医療研究センター 副看護師長
桑野 康一DCM認定基礎トレーナー
NPO法人シルバー総合研究所 理事
鈴木 みずえDCM認定基礎トレーナー
浜松医科大学臨床看護学講座老年看護学 教授
阿部 邦彦DCM認定基礎トレーナー
ID-Lab 合同会社 医療法人社団 光久会

申し込み方法

項目詳細
申込方法申込書に必要事項をお書きの上、募集期間中に下記送り先まで郵送もしくはメールでお送り下さい。
※カラーの顔写真が2枚が必要です
募集期間募集継続中(定員に達し次第募集終了いたします)
受講料8万円(教材費含む) 会員 7万8千円
※ただし、海外からの受講の場合は送料等実費分をご負担いただきます。
※受講証は郵送にてお送りいたします。
※受講料は、受講証に記載の振り込み先に、期日までにお振り込み下さい。
申込書の送り先NPO法人シルバー総合研究所
〒338-0812 埼玉県さいたま市桜区神田313-1 B105
mail info@silver-soken.com

申込書

募集期間は、4月8日〜4月26日です。

下記のリンクよりダウンロードしてください。記入の際は記入要項をご参照ください。

キャンセル料について

適用期間申込日 ~
6月18日
6月19日~
7月4日
(1ヶ月前~)
7月5日~
7月11日
(2週間前~)
7月12日以降
(1週間前~)
キャンセル料0円
(0%)
8千円
(10%)
4万円
(50%)
8万円
(100%)

お問い合わせ先・申込書送り先

NPO法人シルバー総合研究所
〒338-0812 埼玉県さいたま市桜区神田313-1 B105
TEL 048-711-7144  FAX 050-3737-4902

参考書籍・DVD

パーソン・センタード・ケアの参考書籍やDVDは下記サイトで御覧ください。

参考書籍・DVD
シルバーチャンネルDVDストア

これまでのパーソン・センタード・ケア

第62期 パーソン・センタード・ケアと認知症ケアマッピング基礎研修 2023年7月21日、22日、28日、29日

第62期はオンラインにて開催し、参加者20名全員が基礎課程を修了されました。 トレーナーは、水野裕(ストラテジックリード、まつかげシニアホスピタル認知症疾患医療センター副院長)、阿部邦彦(ID-Lab 合同会社、医療法人社団 光久会 作業療法士)、桑野康一(NPO法人シルバー総合研究所、事務局兼務)…

パーソン・センタード・ケアミニ勉強会・認知症ケアマッピング(DCM)基礎研修説明会 2022年8月3日(水)18:00〜19:30

パーソン・センタード・ケアの理念や認知症ケアマッピング(DCM)について勉強したい方、これから基礎研修を受講しようと考えている方、高齢者施設や病院への導入を検討している方を対象に、パーソン・センタード・ケアの概要や、DCMの高齢者施設への導入事例などをご紹介しました。 講師(参加トレーナー)は、村田…

第59期 パーソン・センタード・ケアと認知症ケアマッピング基礎研修 2022年7月1日、2日、8日、9日

パーソン・センタード・ケア(以下PCC)は、世界中で多くの人々が注目している認知症ケアの重要かつ基礎的な考え方(価値基盤)です。 本研修会ではPCCと、PCCを実際の現場に導入していく評価方法 、認知症ケアマッピング(DCM)を学ぶ、基礎マッパー認定コースです。研修終了者には、認知症介護研究・研修大…

第55期パーソン・センタード・ケアと認知症ケアマッピング基礎研修 2021年7月2日、3日、9日、10日

はじめてのオンライン研修 の4日間、Zoomミーティングによるはじめてのオンライン研修、「第55期パーソン・センタード・ケアと認知症ケアマッピング基礎研修(オンライン)」を開催しました。全国から認知症をもつ人のケアに携わる専門職が参加し、18名の基礎マッパーが誕生しました。 トレーナーは、水野裕(ス…

関連サイト

認知症介護研究・研修大府センター

パーソン・センタード・ケアを考える会

ブラッドフォード大学認知症ケア研究室

J-P-Dネット東日本交流会