長島町へ出前講座に行って来ました

恵那市長島町(おさしまちょう)へ出前講座に行って来ました。
テーマは「食べ物の思い出」です。

お話を伺うと、いろいろな昔の食べ物の思い出を語っていただけました。
お正月は特別の料理で、年1回の大事な行事だったとのこと。
下着や履物を新調してもらい、うれしかったそうです。

また、小学校の頃の給食の思い出を次のように語ってくださいました。
「親が材料を持ち寄って、みそ汁を大鍋で煮てくれてとても美味しかった。
そのあとに給食が出来て、コッペパン、脱脂粉乳、クジラの竜田揚げが出た。」

当時の食生活については、
「砂糖は配給で食料事情が悪かったが、みんなで分け合った。」
「地域全体で子どもを育てていた。他の家の子でも、危ないことをしたら叱った。
のどかな時代で良かった。」
と話されました。

現代は食べ物が溢れていて、ひもじい思いをする子どもは減りましたが、
代わりに地域で子どもを育てる雰囲気は薄くなったように感じます。
こういうお話を聞くと、地域全体で子どもを見守る大切さを思い出します。

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