民生委員の方と回想法研修

恵那市のお隣、中津川市の民生委員の方々と回想法研修を行いました。

日ごろの活動に回想法を活かしたいとのことで、実際に体験していただきました。
この日のテーマは「子どもの頃の遊び」でした。
職員が「皆さんが幼い頃、何をして遊んでいましたか?」と問いかけたところ、

川遊びで魚を取った
ゴム飛びをした
映画に行った

など、次々とお話ししてくださいました。
質問を繰り返すうちに、当時の具体的な様子や感じた気持ちを思い出されたようで、
回想法が終わる頃には、すっかり打ち解けられた様子でした。

川で〇〇という魚を取った。石で囲って川をせき止めると魚が取れる。家に持ち帰って食べた。
ワンピースの水着を買ったもらったのが何とも嬉しかった!帽子は顎で結んだ。
映画は西部劇が流行っていた。あの頃は町に映画館がいくつもあった。

など、豊かな思い出話に花が咲きました。

終了後に感想を伺いました。
「今度サロンでやってみよう。」
「そんなに身構えなくても、年配の方との話題の一つとして昔の話をしたらいいんですよね?」
という言葉を聞いて大変嬉しかったです。
回想法をやるために、特別な資格は必要ありません。
誰にでもすぐに始められて、楽しみながら認知症予防できるのです。
話を引き出すコツはありますが、基本的には高齢者の方々のお話の聞き役になっていただければ行うことができます。
まずはお気軽に昔話を楽しんでいただきたいと思っています。

こちらが楽しめば、きっと高齢者の方々も目を輝かせて、笑顔で語ってくださると思います。

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