回想法視察研修

11月16日(木)、福祉ボランティアの方々が視察研修に来られました。
約1時間半滞在され、回想法体験と館内見学を行いました。

始めに建物の歴史と回想法センターのご紹介を行い、回想法をご体験いただきました。
まず約40名の皆様に4つの班に分かれていただきました。
一つのグループで7~8人が適正ですので、この日は少し人数が多かったのですが、場所の関係上4班としました。
そして、各班で1人リーダー(班長)を決めていただきました。
リーダーは司会進行役で、参加者の方の話に相槌を打ったり、質問したりして話を盛り上げる係です。皆さん前向きに取り組んでくださり、この研修をご自身の活動に活かそうとする意欲が感じられました。

<その他の係>
コ・リーダー(リーダーの補助役)=リーダーを補助する係です。例えば、リーダーの問いかけに対して話の輪がいくつもできたら「○○さんはこういう思い出があるそうですよ!」とリーダーに伝えます。リーダーはそれを受け取り「皆さんはどうですか?」と返し、全員で思い出を共有できるようにします。また、耳の遠い方や自分から話の輪に入りにくい方が居られたら、隣に座ってその方を補助する役割もあります。

記録係=グループの雰囲気や、回想の内容を記録する係です。積極的に発言されていたか、お互いを思いやる雰囲気があったか、思い出を情感豊かに語られたかなどを記録し、どんな話が出たかを書きとめます。記録することによって、参加者の方がスムーズに回想できたか、どんな話題で盛り上がったのか、リーダーの進行はうまくいったのか等が分かり、次に活かすことができます。

始めにリーダーが「今日は皆さんで思い出話に花を咲かせましょう!」と言って回想法が始まりました。
次は自己紹介で、一人ずつ名前と出身地を言います。
そして、リーダーが参加者の方に今日のテーマを伝えます。

この日は「子どもの頃の遊び」というテーマでした。
自己紹介のときに育った環境を話される方も居られ、自然と小さい頃のことを思い出されたようです。
近くに大きな川があり、そこで大きい子も小さい子も一緒になって遊び、溺れそうになりながら泳ぎを覚えたことや、男の子は縄張りを持っていて、隣町の子とよくケンカしたことなどを語り合いました。
話が途切れたときのために昔の遊び道具もご用意していましたが、それを見るともっと具体的に思い出が蘇って来られた様子で、「なつかし~。よくやったね~。」といって、実際に遊んだ様子を再現してくださいました。

まだまだ話は尽きないところでしたが、時間になりましたので体験は終了し、班ごとにどんな話が出たのか交流を行いました。
最後に職員から、地域で回想法を行うことによってどんな良いことがあるかをご紹介し、体験を終了しました。

その後は、館内を見学していただきました。
見覚えのあるなつかしい道具を見て、自然と当時のことを思い出された様子でした。

今回は、60代~70代の方が中心で、地域で福祉活動をされている方々だったので、ぜひご自身の地域でもリーダーとなり、より良い地域づくりに回想法を活用していただきたいと思い、研修を行いました。
こうした視察研修は随時受け付けておりますので、ご興味のある方はお気軽に当センターまでお問い合わせください。

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