行方不明者の早期発見に役立つ登録制度
事前登録制度は、行方不明になる可能性のある方の名前や特徴、写真などの情報を、ご家族や本人の同意を得て、ネットワークの運営団体にあらかじめ登録しておき、早期発見に役立てる制度です。
あらかじめ登録しておくことで、すみやかに捜索が開始され、発見が早く、保護された時の身元の確認が早い、また家族にとって安心につながる、などのメリットがあります。
特に携帯メールやEメールで情報を伝えている場合は、顔写真が登録してあると早期発見に大きな効果があります。また、発見されたときのためにご本人に名刺を持ってもらうなどの工夫をしている自治体もあります。
捜査協力サポーターの登録制度
捜査に協力してくれる人を、あらかじめ登録しておく制度です。行方不明者が出たとき、ネットワーク運営団体から、サポーターに行方不明者の情報が送られます。メールを受け取ったサポーターは、あらかじめ決められた範囲で捜索に協力します。 福岡県大牟田市の「愛情ねっとサポーター登録」や、群馬県沼田市の「認知症にやさしい地域づくりネットワーク」など、いくつかの自治体が取り組んでいます。メールを使うことで情報伝達にそれほど予算がかからないこと、手軽に情報が個人に送れることなどのメリットがあり、またそれによって早期発見・保護に効果があります。
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