回想ラヂオ2023年9月1日 思い出歳時記 止まらな〜い話「運動会の思い出」
足が遅くてね。親父に良い思い出をさせてやれなかったですね。親父はPTAの会長でしたのでね、校長先生の隣に座っておりましてね。一等賞でも取れば喜ばせてやれたんですけど、できませんでしたね。他の思い出は‥‥走らにゃならんぞということばかりが頭の中にあったんで、それ以外のことはあまり覚えてませんね。(井上さん)
運動場で家族でお弁当を食べるのがとっても楽しかったですよね。私がおいなりさんがとっても好きだったから、母親が作ってくれたんですよね。おいなりさんの他にも卵焼きとか赤いウインナーとかも美味しかったですね。あの昔の赤いウインナーは特に美味しかったですよね。(日比野さん)
僕らの地域では全ての学校が一斉に運動会をやるので、他の学校で教師をやってた親は一度も見に来られませんでした。玉転がしとか玉入れとか、紅白対抗でやりまして、すごく盛り上がりましたね。玉転がしてコケまして、顔を上げたら玉がもうずっと向こうに行ってました。僕らの地域では、足の速いのが籠を担いで敵から逃げるやり方の玉入れでしたね。(坂本さん夫婦)
記録者:森本貴大
運動会という学校行事であるものの、家族が絡んだ思い出を皆さん語っていた。めったにない家族が来る学校行事であるがゆえに家族に関わる思い出や印象がやはり鮮明に記憶に残っているのだろうか。父に良いところを見せたかった、自分が好きなおいなりさんを母が作ってくれた、など、皆さんの家族愛を感じることができた。
コメント