夏休みの思い出〜第23回 回想ラヂオより

回想ラヂオ2023年7月7日 思い出歳時記 止まらな〜い話「夏休みの思い出」

朝、神社に集まってラジオ体操をやった。ラジオは高級品だったので(準備はできず)掛け声、号令でやった。その後、その神社で虫取りや鬼ごっこをやったり、川や畑で遊んだりした。夏休みの間に3回学校への登校日があった。その際、学校で飼育していた亀が全滅していた。(市川さん)

毎年、社会勉強のために父が旅行に連れていってくれていた。ある年の旅行で、乗っていた電車が火事になって飛び降りたことがある。怖かった。(井上さん)

父に連れられて山に登り、漆の木にやられて顔や体がかぶれてしまい、学校を休む羽目になったことがある。(阪本さん)

ザリガニ(当時はえびがにと呼んだ)釣りをよくした。殿様ガエルを地面に叩きつけて死なせ(あるいは気絶させ)、その皮を剥いだものを餌にするとザリガニがたくさん釣れた。釣ったザリガニは茹でて醤油をつけたり天ぷらにしたりして食べた。当時はそれが一番美味しい食べ物だった。(大口さん)

祖父母の家によく行った。近くの池で泳いだりして遊んだ。そこにはハリシンという今では少なくなった魚がいた。(齋藤さん)

浴衣を着て盆踊りに行き、櫓の上に登って踊った。(「とんと」沙羅居の利用者様)

記録者:森本 貴大
昔はやはり自然豊かな中での思い出が多いなという印象を受けました。子どもとしては現代よりも非常に魅力的な環境だったのではないかと思います。また、お父様に連れられて出かけたという思い出もあり、昔の父親も現代と同じように自分の子どもと積極的に触れ合っていたのだなということが分かりました。

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