8月2日(金)、明智回想法センターにてミニ勉強会「身近な人が認知症になったらどうやって付き合いますか?」を開催しました。
自分の家族、友人、近所の方が認知症になったら、どうやって接したら良いかを考える勉強会です。
講師は明智回想法センター職員で認知症ケア准専門士の林が務め、監修&手伝いとして日本福祉大学の来島修志とともに行いました。
認知症の方の心理状態を中心にお伝えし、「当事者の方が感じている不安や孤独を想像し、その人の身になって付き合いをしましょう。」と呼びかけました。
市内各地から15名の方にご参加いただき、途中で朗読劇もはさみながら、認知症についての理解を深めました。
こちらは朗読劇の様子です。
林が福祉施設職員、来島が認知症の方を担当し、日常の一コマを演じました。
朝ごはんに誘う職員に対し、認知症の方が「お金がない。」と訴えている場面です。
職員は「お金は息子さんにもらっているので大丈夫です。」と答えますが、ご本人は「息子はまだ中学生のはずなのにおかしい。」と思っている場面です。
同じ状況でも健常者と認知症の方では感じ方が異なることを表現しました。
参加者の方からは、「わかりやすかった。」とご好評をいただきました。
また機会があれば開催したいと思います。
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