8月19日(水)、出前回想法に行って来ました。
この日のテーマは「夏の思い出」でした。
「子どもの頃は夏にどんな遊びをしていましたか?」という質問に、何人もの方が「川遊びをした」と答えられました。
恵那市は山に囲まれ、小さな川がたくさんあるところです。
各地域に、必ず地元の方が遊んだなじみの川があります。
子どもたちは学校帰りに川へ行って、カバンを放って川へ飛び込んだそうです。
先生も一緒だったとのこと。のどかな時代を感じました。
また、夏は家の手伝いも大変だったそうです。
ある男性は、夏は秋の稲刈りに備えて準備する時期で、中学生になって力もついたから、とにかく家の田んぼを手伝ったとおっしゃっていました。
草刈りはみんなでやって、ワラを布でまいたものを腰につけ、そこに火をつけて煙で虫を追い払いながら行ったそうです。
蚊取り線香も当時は貴重だったから、長時間の作業ではワラを使ったとのことでした。
お話を聞いていると、当時の夏の生活が浮かび上がってくるようでした。
今よりもう少し気温が低くて、川遊びも大変楽しかったそうです。
田舎の夏の、さまざまな場面を語っていただき、職員も爽やかな気分になりました。
参加者の方々のお顔もにこやかで、時間を忘れて思い出を語る時間はいいものだなあと改めて思いました。
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