11月28日(火)、明智回想法センターにて、回想法の視察研修が行われました。
今回は、社会福祉協議会に所属されているボランティアの皆様にお越しいただき、回想法のリーダー体験と参加体験をしていただきました。
始めは真面目な雰囲気で私たちの説明を聞いていた皆様ですが、回想法が始めると、
だんだん打ち溶け合ってお話が弾み、笑い声で包まれた暖かい雰囲気となりました。
今回のテーマは「子どもの頃の冬の遊び」でした。
リーダー役は、参加者の方に体験していただきました。
リーダーは司会進行を行いますが、他の参加者の方に気を配って、お話を遠慮されている方にも、その方のお名前を呼んで自然に参加していただいていたところがよかったです。
凧揚げ、そり遊び、花札など、小さい頃、お正月の頃に遊んだ遊びを語っていただき、時折ユーモラスな冗談も交えながら、リラックスした雰囲気で行われました。
皆さん、初めての体験とのことでしたが、話が途切れることなく楽しい時間を過ごしていただきました。
「回想法」と言うと、難しそうだと感じる方もいらっしゃると思います。
しかし、そんなことはありません。
懐かしい思い出を語り合い、お互いの絆を深めようという会です。
また、普段は脳の奥に眠っている記憶を思い出し、それを誰かに語って聞かせることで脳が活性化し、自分で認知症を予防することができます。
誰だって、いつまでも自分らしく元気はつらつと暮らしたいですよね。
回想法はそのきっかけになる介護予防です。
一人でも多くの方に健康長寿で暮らしていただくために、
回想法に興味を持っていただけるよう、がんばっていきたいと思います。
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