2020年1月18日(土)、首都大学東京荒川キャンパスにて「フレッシュマッパーセミナー」を開催しました。「フレッシュマッパーセミナー」は、マッパーになったばかりの方、マッピングの経験がなかなかできない方、パーソン・センタード・ケア、DCMの導入や実践について悩みや相談のある方などを対象に、J-P-D東日本の世話人が中心となって行なっているセミナーです。
第1部「1.DCMコーディングの練習」では、DVD「はじめての認知症ケアマッピング」を見ながらコード付けの練習をおこないました。このDVDは、ある特別養護老人ホームのフロアの実際の映像を見ながら、コード付けと答え合わせができるように、トレーナー・世話人が中心となって作成したDVDで、3つあるシーンのうち、今回は「シーン1 アクティビティ」を使ってコード付けをおこないました。グループワークでは、フィードバックでどのような点をスタッフに伝えていくかなどを話し合い、共有しました。
「2.パーソン・センタード・ケアを施設に導入するために ブリーフィングの仕方を実践者に聞いてみよう!」では、パーソン・センタード・ケアやDCMを施設長・上司にどう伝えるか、同僚にどう伝えるか、またその際に段取りや根回しが大切になることなどを、世話人それぞれが自身の経験をもとに伝えました。
講義1 「施設長・上司にどう伝えるのか?」 関口清貴氏(医療法人健英会)
講義2 「同僚にどう伝えるのか?」 相馬房嘉氏(特別養護老人ホームくるま乃)
講義3 「段取り・根回し」 佐久間尚実氏(社会福祉法人沼風会)
第2部は「レストランラルジュ」にて懇親会。美味しい料理とお酒で、楽しく交流しました。
写真と文 桑野康一