坂下高校 回想法研修

5月25日(金)、中津川市の坂下高校福祉科の皆さんが回想法研修に参加されました。

  
坂下高校の皆さんには、3年前から授業の一環として当センターをご利用いただいています。
講師は、当センターの管理者で、作業療法士の資格を持つ回想法の専門家、来島修志が勤めました。

また、恵那市回想法スクールの卒業生で、現在は回想法ボランティアとして
活躍中の皆さん(65歳以上の方々)もお手伝いに駆けつけてくださいました。
 

 
この日のテーマは「子どもの頃のお手伝いの思い出」でした。
まずは生徒さんに思い出をうかがったところ、意外にもたくさんの思い出を話してくださり、
ボランティアの方々も驚いていました。

家に田んぼがあり田植えの手伝いをしている生徒さんや、
共働きの両親を助けようと幼い弟のために夕飯を作っている生徒さんなど、
現代の子どもたちも積極的にお手伝いをしていることが分かりました。
 
 
その後は、ボランティアの方々にお手伝いの思い出を聞かせていただきました。

昔は水道が通っておらず、生活に使う水はすべて井戸で汲んでいたそうです。
お風呂を溜めるのになん往復もしなければならず大変だったとのこと。
水を汲む様子など、いろいろなジェスチャーも再現してくださり、
生徒さんたちは声を上げて笑ったり驚いたりしていました。

このように、若い世代とベテランの世代が集まり、
一緒に思い出話を楽しみながら交流することができました。
将来、福祉の仕事を目指す生徒さんには良い経験となったのではないかと思います。

この記事をご覧の方でご興味を持たれましたら、ぜひ一度回想法研修にご参加ください。
福祉系の学校、福祉ボランティアの方、民生委員の方など、
やってみたいと思われる方ならどなたでも結構です。
まずはお電話にてお問い合わせください。
 
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

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